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2022.01.27

側溝蓋についている「穴」って、何の為にあるの?

皆さんは側溝蓋についているこの「穴」、何の為にあるのかご存じですか?
 

恐らく多くの方が「雨水を飲み込む為の穴」じゃないのかな、と思われるのではないでしょうか。
でも実はこれ、雨水を飲み込む為ではなくて、「蓋を開ける為の手掛け穴」なんです。
つまり清掃する時や中を確認したい場合に手を掛けて開けられるように設置されたものなのです。
 
では、水は飲めないの?
水を飲むことができないわけではありませんが、雨水というのは一般的に道路の真ん中を始点に道路の両側へ流れていく為、この形の穴だと水の流れに対して平行になり、流れてくる雨水を受け止める幅が少ないんです。
なので、水が飲み切れずに水溜りができてしまうんですね。
 

雨水を集水するには?
とはいっても、それではどこもかしこも水溜りだらけになってしまいますよね。
それを回避する為によく使用されるのが「グレーチング」と呼ばれる鉄でできた溝蓋です。
 

ご覧の通り、グレーチングは集水用の飲み口がたくさんついています。
ここから雨水を飲み込んで、水溜りや冠水を防ぐ役割があるので、大体5~10メートルごとに設置されている場合が多いです。
意識してみてみると、皆さんの街にもたくさん使われていると思いますよ。

それから、集水をする方法として有力なのが「ディンプルエフ」です。

コンクリート製の溝蓋そのものに集水を目的とした「スリット」と呼ばれる線のような集水口が付いており、雨水の流れに対して垂直に設置されているのでしっかり雨水を受け止めます。
また、グレーチングを使用する場合は5~10メートル間隔で設置するのが一般的ですので、その間の側溝蓋は集水ができず水溜りができる事もあります。
それに対しディンプルエフは全ての蓋で集水ができるので総合的な集水力がとても高いです。
 

大雨の日でも道路側から流れてきた雨水を飲み込み、反対側へ水がこぼれないようになっています。

まとめ
一般的な側溝蓋についている穴は基本的に「手掛け穴」ですが、グレーチングやディンプルエフにある飲み口は「集水口」として使用されています。ちょっとした違いですが、皆さんの生活を快適にする為のとても大きな役割を担っているんですよ