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  • 側溝についての豆知識

2025.12.24

積雪地域における側溝の凍害問題

12月下旬となり、本格的な寒さがやってきましたね。積雪や、早朝の冷え込みにより道路の凍結など、交通機関がマヒしやすい時期でもあります。特に寒い地域では、道路の凍結対策のため、凍結防止剤(塩化カルシウム)の散布が必要不可欠ですが、実はこの凍結防止剤は道路の側溝に影響を与えているんです。
寒冷地でコンクリートが劣化しやすい理由と、凍結防止剤の影響

実はコンクリートには微細な隙間が存在しており、そこから水分が侵入します。寒い地域では、それらの微細な水分が凍結し、日中に融解して、夜や朝方に再度凍結するといった繰り返しが起きます。この時に発生する圧力が、コンクリートのひび割れの原因となるのです。ひび割れが進むと、そこから更に深部へ水分が侵入し、深部でまたひび割れが発生する...このサイクルでコンクリートがボロボロになっていくのです。
そして、凍結防止剤の成分がコンクリートに与える影響というのが、そのサイクルを早めてしまうという事。凍結防止剤に含まれる塩化カルシウムは、雪を解かし、凍結の予防もできるという優れもの。しかしその影響で、コンクリート内部の凍結した水分も融解させるため、通常よりも凍結⇒融解のサイクルが早まり、コンクリートの劣化が早くなってしまいます。
「高強度コンクリート」が活躍

そこで注目されるのが「高強度コンクリート」を使用した側溝です。高強度コンクリートは、高い耐久性が特徴で、工場の乗入部分など大型トラックが行き来するような過酷な現場の側溝などで使用されます。でも実はこの高強度コンクリートは、より緻密な造りとなっているため、水分の侵入を拒むという特長も持っているのです。コンクリート内部に水分が侵入しなければ凍結⇒融解のサイクルが起きないため、側溝の健全な状態維持が可能となるのです。


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