愛知県豊橋市に、市内初となるワイナリー「とよはしワイナリー・チロル」が誕生しました。
今回は、とよはしワイナリー・チロル(チロルの農園)の代表であり、弊社の「まゆ型コンクリートタンク」をご導入頂いた岩瀬様にお話を伺いました。
「ワイナリー設立」への挑戦
チロルの農園様は、毎年、梨やぶどう、柿を栽培する歴史ある農家です。そんな農家の2代目である岩瀬様は、直売所での販売に加え、ブログでの情報発信やブランド立ち上げなど、より多くのお客様に足を運んでもらう為の試行錯誤を続けてこられました。
その中で目標として掲げていたのが「幅広い世代に農園を知ってもらうためのワイナリー建設」でした。
そして昨年2025年11月1日、遂に完成したワイナリーで岩瀬様が新たに挑戦するのは、豊橋市の名産品である「次郎柿」を使用した「柿ワイン」の醸造です。
「地元豊橋市の新たな名産品にしたい」という強い想いのもと、細部までこだわりが詰まっています。例えば、ワイン名は豊橋市を含む東三河地区の方言「~だもんで(だから、の意)」にちなんだ「Da・Monde(ダ・モンデ)」となっており、そのエチケットデザインには、豊橋市を舞台にした漫画『だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!』の著者・佐野妙さんが担当。まさに、中身も外見も「豊橋愛」に溢れたワインになります。
情熱が動かした「ワイン特区」の認定
2025年6月、豊橋市全域が「ワイン特区」に指定されましたが、実はこの働きかけを行ったのも岩瀬様でした。特区認定により、ワインの最低製造数量基準が緩和され、小規模でもワイナリーを立ち上げられる環境が整いました。この特区取得にむけて自治体に掛け合うには、自らが地元に与える影響力を様々な形で認知してもらう事が必要となるため、地元で講演会やイベントの実施、さらには三遠ネオフェニックス(バスケチーム)の応援グルメとしてコラボワインの製作をするなど精力的に活動をされてきました。
地元が繋いだ「まゆ型コンクリートタンク」
今回、弊社のまゆ型コンクリートタンクをご採用頂いた理由の一つは、私たちの工場がチロルの農園様と近い場所にある事でした。「地元の設備でワインを造りたい」という岩瀬様の想いに応えられることは、メーカーとしてこの上ない喜びです。
現在は、夏頃に予定されている初仕込みに向けて準備が進められています。
豊橋産の次郎柿が、私たちの造ったタンクの中でどのようなワインへと生まれ変わるのか。記念すべき最初の一滴が生まれる瞬間を、私たちも今から心待ちにしています。